そのような中、弊社は昨年11月に当事業の2拠点目となる「Hana Lino」をオープンいたしました。私自身はそこの所長、そしてサービス管理責任者として配属させていただいております。新拠点に関しては昨年の春には構想があったのですが周知のとおり新型コロナウイルスの感染拡大を受けまして北海道は緊急事態宣言の渦中にありました。会社としての計画も一旦白紙、または延期とするなど変更を余儀なくされたとの事です。

しかしながら事業の特性から本サービスを必要としている方はおり、先に開所していた「work office Lino」もご好評いただいていたことから、時期としては昨年の6月末ころ当時ウイルスの状況も少し光が見え始めたところで本構想を再始動することとなりました。ですが当時は「コロナ禍」という状況で新規事業を推進するというのは社内でも非常に意見を交わしたのを記憶しております。開所するという意思決定をもとに様々なアイデアを検討してまいりましたが、前年に開所した「work office Lino」ほどはスムーズとはいかなかったイメージを持っております。やはり平時とは異質な状況や未知のウイルスに対する警戒心があったことは否めないかと痛感しておりますが、その中でも社内の職員や外部の企業様のご協力を受けてこの度の開所を実現できたことを心より感謝しております。私は前職では病院で医療に関わる業務に携わっており、院内ではＩＣＴ（Infection Control Team：病院内の感染対策に関わるチーム）の一員として活動しておりました。また、この度の「新型コロナウイルス」に関しても深く携わらせていただいておりました。その経験を活かし社内では「新型コロナウイルス感染対策室」を設置し、室長としてあらゆる対策を講じております。新型コロナウイルスが発見され、時が経ち、その姿は見えてきてはいるものの、今現在何を行うにしても感染対策は切っても切り離せません。しかし、新型コロナウイルスの新しい一面が見える度に日々対応は変わっていきます。情報を常にアップデートし、少しでも職員の感染対策の意識を高め、知識を深めることで利用者様には安心して通所していただけるように努めねばなりません。 今後の弊社の取り組みとしましては、いかにして利用者様に今までよりももっと質の高い支援を提供できるのか、そしてより一層利用者様の自身に寄り添った支援を実現できるよう社内でも常に協議が行われており、社員教育のカリキュラムのブラッシュアップなども随時行いながら日々研鑽しております。

●他にはない事業所をつくりたい

私共は障がいにより様々な制限を受けている方々にとってどのようなゴールを目指すことが最適なのかを考えることが重要であると認識しております。例えば一般企業に就職するというゴールを目指す方もいらっしゃいますし、それはとても素晴らしいことです。しかしながらどのような人でもそれぞれに目指すゴールがあり、その道中があります。
私共は障がい福祉事業に関わらせていただくものとして利用者様を前から引っ張るのではなく、後ろから押すのでもなく、その道中を「隣に立って」一緒にゴールを目指せるような支援を心がけております。

●まずはお気軽にご相談ください！
現在私共の就労継続支援B型事業所「Lino」として2つの拠点でサービスをご提供させていただいております。両事業所ともリラックスできる雰囲気で少しでも楽しくご利用いただけるように心がけております。今後も私共は「他にはない事業所」目指し、皆様の就労の一助になりたいと考えております。楽しい時も大変な時も障害をお持ちの方の隣で、一緒に歩んでいけるような事業所でありたいと思っておりますので、もし少しでもご興味をいただけるようであれば是非一度ご見学にいらして下さい！職員一同お待ちしております。

株式会社Ｌｉｍ.
福祉サービス事業部